仕事以外でムンテラをして疲れたかもしれない
昨日は帰宅してから異様に肩が凝っていた
そういや、今時はムンテラって言うと怒られる
元々医者が言ってたムンテラって言葉は
Mundtherapieと言うドイツ語から生まれた
口の治療、と言う意味で
ムントテラピーの略であるムンテラは造語だ
今ではカルテには英語と日本語のみを書くように
私の所属していた大学病院の指導が入ったので書かないが
MTした、とさらに省略した言葉をカルテに昔は書いていた
今はIC(インフォームドコンセント/informed consent)
英語はカルテに記載することが許可されている
なんでドイツ語がダメかと言うと
カルテ開示請求が来た時にドイツ語はやはりわからない
しかも上記のようになんちゃってドイツ語も多く
裁判の材料にするのも一苦労だかららしい
カルテに紙を貼る場合も裁判所にコピーを撮られる時
写らない部分が無いように貼るよう徹底的に言われる
…けど薬剤指導とか栄養指導とかの紙が
結構隠れてダメな貼り方してるんだよなぁ…
まぁこう言うのは全部が電子カルテの病院には無縁の話
うちはまだ紙カルテだから大変なだけである
日本の電子カルテの普及率について
ここでちょっと考えてみようと思う
なんでそんなことを言うかと言えば
一応仮想通貨のアカウントと紐付けされているので
ここで前から思っていた話をしたいだけだ
と言うことで総務省のHPを見に行ってきた
なんでも載ってるから最近は楽だな〜
…2018年なんですけど今…
データとして出ているのが
2011〜13年がMAX最新
という体たらくだよ総務省↓
ここで出ている電子カルテの普及率と
オーダリングシステムの普及率の違いは
何だと言えば紙カルテで患者さんの状態を書いて
処方箋はオーダリングシステムでPC!という場合は
まぁまぁ高いよ(86.6%)ってことです
2011年とは言え電子カルテ普及率57.3%である
小さい病床数だと導入コストが払えないので
14.4%しか普及していないのだ
低!!!!
これでは夢のSF世界は無理だ!
そしてドヤ顔で99%普及した!って
言うてるのが電子レセプトだけなのである
電子レセプトてwww
まぁ無いより全然いいんだけど
私たちが求めてる将来像は
どこでも
改ざんされずに
秘匿性を保持したまま
カルテが見たい
んだな。
患者さんの記憶って結構曖昧なので
「こういう大きさの白い薬もらいました」
「お薬手帳持ってません」
とか言われても分からないから
二重処方をしかねない
これは非常に危険&無駄で
高血圧のお薬を規定以上
ガンガン飲んでるかもしれないし
患者さんが「同じ薬だわ」と
飲まずに置いておく可能性もある
過去にジェネリックの話した時にも
同じような話をしてるが↓
(てかここで私ジェネリックの話してたの忘れてた)
これで起こるのは保険医療の崩壊と
患者さんの身体の危険性の増大だ
もしも日本で電子カルテの普及率が上がり
そこに最近ビットコインを筆頭に
よく耳にする仮想通貨に使われている
情報処理システムが活用できたら
かなり世界が変わるやろ!という
かなりSFな話をしようと思う
が、これの前にまず日本の電子カルテ普及率だよ
さっきも言ったが低い!
これでは全ての情報を網羅出来ないので
現状と大して変わらない
そして秘匿性をキープしたいなら
医者が誰でも患者カルテ情報に
アクセス出来るのも実は矛盾なのだ
医者だって犯罪を犯すし間違いもする
昔個人情報保護法が制定された時の
非常に笑えない笑い話で
搬送されてきた患者の財布から出てきた
診察券を参考に病院へ電話をかけて
持病と内服内容を聞こうとしたら
上記法律を理由に情報公開を拒否されたことがあったらしい
アホか!死ぬぞ!という世界だが
それくらい導入直後は現場は混乱する
そこに現状こんだけ低い普及率の
電子カルテに夢のブロックチェーンという
上に書いた通りのことが出来る技術を組み込めるのか?
そもそもブロックチェーンって何だよ??
ってなると思うので紹介しようとしたら
後半全部さっき消えたから明日に又
1)どんな技術だブロックチェーン?
2)現場から見てここがダメだろ
3)それに付随して出てる仮想通貨へのダメ出し
などの続き書きます…
割と今悲しい顔してるよ。。。。。