仮想通貨は雰囲気でやっている医者の日常

医者の仮想通貨(@BJ_TRON)のアカウントで答えられなかった健康相談の話とか。

その風邪喉から?だったら耳鼻咽喉科!!!

先日のブログでも書きましたが
まさに紺屋の白袴
月曜日〜本日まで気管支炎
金曜土曜は休むことになってました

 

 

ここで改めて喉系の風邪を引いたら
迷わず行けよ
耳鼻咽喉科
という話を熱く語りたいと思います

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スタートとしては日曜日
知り合いと出会って
いつもの飲み屋に行っていた時
すでに予兆はあった

 

なんか喉が痛い…


しかし私にとっての喉の痛みは
今までの人生扁桃腺によるものが
ほぼ99%占めていたので
喉の更に奥のこの痛みを
完全に軽視していたと言っても過言ではない

 

 

だってロキソニン飲んだら
熱下がるしな!!
と、舐めた態度で月曜日

声が出にくい

咳がゼロゼロ言う
俗に言う「湿性咳嗽」へ

 

 

この咳はもう本当にしつこくて
夜寝てられないレベル
ヴェポラップ塗るしかなかったのかもしれん

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持ってないけど(知ってますか皆さん)

 

 

まぁここで私はいつもの悪い癖を出す

アモキシシリン(ペニシリン系)を
 飲んどきゃいいだろう

 

 

そして貯蔵していた(いけません)
アモキシシリンを飲んで
ついでにロキソニンを飲んで
月曜日出勤

 

 

間も悪かったと言うか
月曜日は夜診のバイトを入れてて
22時までぶっ通しで喋り続けなきゃ
仕事が回らない状況だったのだ…

 

 

後半声がカスカスになってきて
呼び出しの放送が聞こえなくなり
事務の人が代理で呼び出ししてくれる事態に

 

 

イケメン看護部長
先生、トローチ要ります?
と差し入れしてくれて
それで若干一時的な回復

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チェリー味でした

 

 

帰り道でなんかやたら尻が痛くなる
何だこの尻の痛みは…
そして寒気
あ、これ熱上がるな
と思い又薬飲んで就寝

今思えば前に入院騒動になった時と同じことしてんなぁ

 

火曜日
マジでこれ無理!!
と言う状態で一日寝込む

 


火曜日は正直納税行こうとしていたので
殆どの仕事を詰めていなかったが
納税も断念せざるを得ない状況に

 


郵便物だけは送らなきゃダメだったから
何とか行ったけどその日はほぼ寝てた

 

 

そして何でかわからんけど
キャスしてました←あほ

 

 

水曜日
電車の中今日は寒いなぁ^^
とマジでツイートする位寒気
外が丁度いいレベルだったけど
外気温38度
今思うと体温と同じだったんだと思う

 

 

ここでちょい脱線するが
何で人間は熱が上がる時に
ゾクゾクする、寒気がする
と体温が上がっているのに
寒いと言うのかと言う話をしたい

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人間は脳の中で
35〜6度で私はいます
と言う感じで体温を一定に保つ能力がある
これがいわゆる恒温(こうおん)動物

 

 

外気温が10度だと-25〜6度だから「寒い」
外気温が30度だと-5〜6度だから「暑い」
外気温と自分の体温差で寒暖を感じている

 

 

しかし予定から掛け離れるとここの感覚が狂う
私の体温が38〜9度になっているのに
脳みそは「35〜6度だよ」と思っていたら
外気温との差が「予定-5〜6度」から
「現状-8〜9度」と乖離してしまう

 

 

その分「うわ!予想より寒い!!」
脳みそが誤認してしまうのだ

 

なので滅茶苦茶寒く感じる…
雰囲気でご理解頂きたい

厳密に言えばちょい違うがこんな雰囲気です

 

 


で、ロキソニン飲んでるのに
もう全然効果はない
夜は咳で寝れない
顔色が真っ白だわで
周囲から「休めたら…
と言われつつこの日も無理だった

 

 

午前中病棟の診察をした後
月に一度の往診
今月から始まった関連クリニックの
午後の診察の応援という
かつてない仕事の被りぶり
だったのだ

 

 

往診先で看護師が額に手を当てて
「先生…私に出来ることは
 先生にボルサポ(ボルタレンの座薬)を
 挿入することしか出来ません…
というレベルで熱々だった模様

 

 

とりあえずそれは断って
クリニックで仕事をこなし
木曜日に絶対
耳鼻咽喉科
に受診することを心に誓って
咳をしながら寝た

 

 

木曜日、タイムカードだけ押して
関連病院の耳鼻咽喉科に行くことを
高らかに宣言
誰もそれを止める者はいない

 

 

だって明らかに咳がヤバいんだから

 

 

しかし正直水曜日より
私の体調は良くなっていた

 


もしかしたらこれで
大したことないよ
って言われたらどうしよう…
そんなことを思いつつ診察室に入る

 

 

「いつからなの?」
「月曜日にはこんなんでした」
うわ。君声変わったねぇwww

 

 

おじいちゃん先生に言われる
今までの内服薬など伝えると
「うーん、ウィルスだったら
 こんなに長引かない
 やっぱり何かしらの細菌感染だと
 思うけどなぁ…」
と言いつつ私の体温を測定

 

 

 

今日はマジで元気なんですよ
昨日までは熱があったと思うんですけど
とか言っていたら普通に
37.7度
だったので
昨日までが相当酷かったんだね
と言われる

 

 

嘘、私の体温高過ぎ?

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って自分でもこれは思った
昨日に比べたら全然元気なのに

 

 

(因みにこれは上記の話で例えると
 「私の体温は38〜9度です」
 脳みそが上方修正している場合
 起こりやすい現象だと思う
 だから熱は上がりかけがしんどいのだ)

 

 

そしてこのおじいちゃん先生は
何でもかんでもファイバーで見て
写真を撮りたがる先生でも有名なので
私もやはりファイバーを鼻から突っ込まれた

 

 

麻酔してても鼻から突っ込まれると痛い
見てごらん!先生!
 めっちゃ腫れてるし赤いよ〜
モニターを見ながら先生は嬉しそうだが
私は鼻の穴がもげそうになる角度にある
そのモニターを見る元気がもうなかった

 

 

ファイバーの刺激で更に咳が出る
咳き込むと先生のお気に入りショットは
中々ベスポジで撮れない
双方中々に疲れる時間が続いた

 

 

結局まぁ上気道の炎症ということで
診断書書くから仕事休みなさいという結論

 

 

診断書には
四日間の沈黙、安静を要する
と書かれたのでまぁ仕事にならない

 

 

鼻から鼻水か麻酔薬かわからない液体
垂れ流しながら自分の病院に帰ると
ケースワーカーが
「先生!●●さんが血圧60/20で!」
と話しかけてきたので
結局木曜日はそのまま最後まで仕事
沈黙守れず

 

 

金曜は1日ほぼ寝ていた
リン酸コデインが滅茶苦茶効いたのかと
思っていたけどやはり熱があったようだった
しかし夜の咳は格段に減少

 

 

土曜日起きてめちゃ元気になる
す、すげえ!!
やっぱり耳鼻咽喉科の先生は最高だぜ!!

 

 

と思ったので今回記事にしました。
風邪だわって時に、もしその風邪が
喉から来ていたら内科に行くより
耳鼻咽喉科に行くべきだと思うよ!!

 

 

だって月曜日から散々
医局内で私の内服内容会議したけど
全然効果なかったから…

以上、元気になったので久々に
ちゃんと?ブログ書きました