仮想通貨は雰囲気でやっている医者の日常

医者の仮想通貨(@BJ_TRON)のアカウントで答えられなかった健康相談の話とか。

被災とボランティアと災害派遣の話

綺麗にまとめる時間もないし

綺麗にまとまらないと思うから

読める人だけ読んでもらえたら良い

これは私の備忘録だ

 

 

 

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本日朝大阪北部を中心とした

M6.1の地震があった

被災された方々は今後の余震に気を付けて下さい

 

今回の地震は現状まだ大きな余震がない

これは幸いなことだ

 

熊本の時は断続的に余震があり

どんどん精神的にも追い詰められる人が多かった

 

 

内科外科によるDMAT(災害派遣医療チーム)は

既に出動要請がかかったため

各地より配置されているので避難所での生活での

内服薬などの不足はしばらくは起こらないと思われる

 

 

今後DPAT(精神科チーム)が現地に要請があった場合

配置され、長期間に及ぶ被災生活についてのメンタルケアも行われると思う

 

3.11の時日本中が混乱し、

医師も混乱の境地だった

現場の情報が入らない中SNSで薬物が足りないという発信が多かった

 

ある内科医は自分に90日分の内科薬(糖尿病、高血圧などありとあらゆる病名を自分につけて)を他人の名義で処方し、

現地に向かおうとして電子カルテの入力の異常に気付かれ取り押さえられた

 

当時はDMAT, DPATの制度がなく医者のボランティアも混乱していたのだ

 

何のために医者になったんだ

人を助けたかったのに

という先生の気持ちはわかるが

救助にはルールがあるため今かける余裕がある時に乱文だが書く

 

後ほど訂正することも多くなると思うので

話半分で読んでもらえたら助かる

 

 

現状医療系に関しては全て上記災害派遣医療チームが事前に各都道府県に登録されており、全て被災地に建てられた災害対策本部により人数の采配が取られている

このため一定期間に関しては不足など各地に起こらないようになっている

 

また派遣チームは滞在時間が各自決められている

今回はまだライフラインが断絶している区域が少ないが

今後断絶したとしても各自衛星電話などを背負っていくので連絡は出来るようになっている

また、滞在時間分の食料などは全て持ち込んでいる

現地の食料を消費することは絶対しない

 

ここで一般の人にお願いしたい

むやみやたらと突然現地に行かないで欲しい

気持ちはわかるが現地に無計画にいくと人員配置が崩れるし

途中の交通機関の麻痺などに拍車がかかる

 

食料もマスゴミのように現地のものは消費しないでくれ

そしてむやみに持ち込まないでくれ

食中毒が発生したとき何が原因か不明になる

特にこれからの季節は持ち込みの料理が非常に危険だ

 

現状水道管の破裂による浸水もあり

今後の状況によっては病気の流行もあり得るため

外部からの無差別な人間の流入は避けたい

 

恐らく今日初日なのでまだ余裕がある

何度も書くがでかい余震がないのが大きい

この記事をアップする前にでかい余震か本震が来るかもしれない

 

一番率直に言えばありがたいのは恐らく現金だとおもう

何をするにしても金がかかるのでリアルな人力より現金の方が様々なか形に変えられる

 

ここで他の人も既にツイートしているが絶対どこに募金しているかわからない怪しいものには金を入れないで欲しい

 

現状仮想通貨で募金を受け取れるほど国はまだ仮想通貨を活用していない

なので仮想通貨で募金などは100%詐欺だと思う

また街灯の募金団体も領収書をくれないところは詐欺の可能性が高い

 

汚い話だがこの災害募金でも領収書があれば来年の確定申告の際に

減免の対象になるから税金対策したかったら災害募金を一つ考えて欲しい

 

募金してくれって言うのは被災地にいる人間の書くことじゃないと怒られるかも知れない

でも、私はまだこれを書く余裕があるので書いている

このまま何もないのが一番だ

 

もう3.11や熊本の時のようにTV見ながら携帯を握りしめる体験はしたくない

熊本の後に私は災害派遣登録をしたから実際の実働はしていない

経験もない人間から言われるのは腹がたつと思うが

シュミレーションやった上でやはり金が要ると思った

 

我々が持ち込む医薬品は全て税金から後ほど補填される

我々は労力をボランティアするだけで金銭面では何も出来ない

ズルいと言われても仕方がないと思うが出来ることが各人バラバラなのは当たり前だと思う

 

とにかく読んでいる人は詐欺にだけは合わないで欲しい

善意が無駄になるのは聞いていて嫌なもんだから避けて欲しい

 

熊本の時に私が経験したこととしては

関西から家族が突然長年放置していた高齢の患者を迎えに行き

熊本から関西に避難させたケースがあった

 

気持ちはわかるがこれは非常にラッキーなケースだったと思う

被災地に行くまでに家族が二次被災しなかったこと

現地から関西に連れて帰って来る最中に何もなかったこと

移動中に患者の容体が急変しなかったこと

環境の急激な変化に患者がある程度耐えられたこと

色んな奇跡があったと思う

 

ただ今も患者は熊本に帰りたいという

家族も連れて帰ってきて面倒だと面と向かって言うようになった

こんなケースばかりじゃないだろうけれど、

良かれと思ってやったことが数年後に良いかどうかはわからない

 

本当に乱文だし、まとまらないけれど、今のうちに私はこれをポストする

 

幸い?にも自宅待機している間しか出来ないことだろうし、

もしかしたら明日以降もう投稿できない状況になるかも知れない

 

わかりにくくて申し訳ない

明日何事もなく出勤できることを私は祈っている

ここに書いたことが全部無駄になりますように